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臨床での回復方法やセルフケアをご紹介!!
さて今回は果たして足裏のアーチは再び復活するのか?という事です。
扁平足でお悩みの女性クライアント様からご質問を
受けました。
先に答えから言うと復活はしない・・・と思われます。
少なくとも私が長年臨床に立って感じたことです。
メディアや書籍などで広く薦められている指でタオルを掻き出す運動。
かかと上げ運動などなど。
全国どこかでアーチが復活したという方がいるかもしれませんが・・・。
私なりの根拠を述べたいと思います。
まずアーチに深く関わる筋肉はどこか。
大きく4つほど上げれます。
長腓骨筋、前脛骨筋、後脛骨筋、長母指屈筋です。
筋の体積とPCSAという筋の発揮できる張力の値でみてみたいと思います。
①長腓骨筋(足裏を外側に向ける動き、足裏のアーチの維持に貢献)
筋体積 105㎤
PCSA 24.4㎤
筋繊維長 4.3㎝
速筋:遅筋(%)37.5:62.5
②前脛骨筋(つま先を持ち上げる動き、わずかに足を内反する)
筋体積 130㎤
PCSA 16.9㎤
筋繊維長 7.7㎝
速筋:遅筋(%)27.0:73.0
③後脛骨筋(足首を伸ばす、若干内反)
筋体積 93㎤
PCSA 26.6㎤
筋繊維長 3.5㎝
速筋:遅筋(%)50.0:50.0
④長母指屈筋(足首の底屈、拇指の屈曲)
筋体積 93㎤
PCSA 18.6㎤
筋繊維長 5㎝
速筋:遅筋(%)50.0:50.0
これらの足関節筋群の体積は股関節や膝関節の筋肉に比べて小さい。
でもPCSA という筋力を表す数字は小さくはない。
遅筋の割合も高い。
しかし果たして自分の体重や重力の負荷がかかった状態で常に維持できるのだろうか?
この筋肉の合計体積は421㎤。
PCSA の合計は86.5㎤。
他の筋肉のサポートがあったとしても立った瞬間にアーチはつぶれてしまう。
そう少なくとも体重は数十キロあります。
なのでメチャクチャ鍛えてムキムキになっても無駄なのではないか。
もちろんこの筋肉はアーチを保つ以外にも重要な役割があるので鍛える事はいいことだと思います。
当院でも指先を使って前進するセルフケアをご指導させてもらっていますが、
目的が違います。
足裏から太ももの裏、背中、頭までつながるバックラインに動きをつけるためにします。
アーチに関してはこの様な見解ですが、
骨で歪みなく立ち負担を軽くすることが重要ではないかなと思いますね。
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