(症状)

症状は主に2通り考えられます。

1つ目は手首を背屈させた時に痛みが出ます。
手のひらを床に着いて起き上がる時に出るキリキリした痛みです。
同時に二の腕の後ろあたりにも痛みが出る傾向があります。
これは橈骨神経の支配領域の痛みになります。

2つ目は手首の屈曲時に痛みが出るパターンです。
こぶしを握るような時にでる痛みです。
これは正中神経・尺骨神経の支配領域の痛みですので
ほとんどの場合、整形外科などでは手根管症候群と診断されます。

(原因)

ほとんどが頸椎6番、7番、8番あたりから出る橈骨神経・正中神経・尺骨神経の圧迫です。

姿勢の悪い方に多く、猫背などで胸椎6、7、8番の連動も考えられ同時にそちらも調整していく必要があります。
猫背になると頸椎は過前弯状態になり顎を突き出し、頭は上を向きます。

この状態が酷くなると椎間孔からでる神経を圧迫し手首や指に障害を起こします。

頸椎6番あたりは親指・人差し指、頸椎7番は中指、頸椎8番は薬指・小指あたりに症状が現れやすいです。

また巻き込み肩の症状で神経圧迫を起こしている方も多く、実際肩や鎖骨の調整で楽になる方もおられます。

(当院の施術)

手関節の痛みはほとんどが患部に原因があることはなく、全身の歪みをみていかなければなりません。
まずはどんな方も骨盤の調整をしていきます。

骨盤は体の中心軸であり骨盤のずれが全ての関節をずらし神経圧迫を引き起こします

と同時に上半身の土台である肩甲骨の調整も重要です。

肩甲骨は浮いた骨でそれぞれ首や腕に筋肉で繋がれ関節をもちません。
なのでずれやすく正しい位置にいるために周りの筋肉のバランスがとても重要になってきます。

特に肩のインナーマッスルである小円筋・肩甲下筋・棘上筋・棘下筋の障害が大きく関わってきます。

また胸の大胸筋や首の斜角筋などの緊張もほとんどの場合みられこちらも調整する必要があります。

腹部の緊張も考えられ、腰のインナーマッスルである大腰筋腸骨筋なども筋膜で斜角筋と繋がっておりこちらの緊張も緩める必要があります。

腸腰筋(大腰筋と腸骨筋)図

腸腰筋(大腰筋と腸骨筋)図

もうひとつ多いパターンが前腕の開きや捻じれも関わっており、
この場合とっさに腕をついて傷めたなどの場合も考えられます。

いずれも手首をいじる必要はなく、
全身の調整をしていくと症状が軽くなっていく事がほとんどです。

どんな症状もそうですが全身をみていかなければなりません。

詳しくはゼロポイント療法をご覧ください。