美容師の腰椎椎間板ヘルニア

臨床での回復方法やセルフケアをご紹介!!

今回のクライアント様は美容師さんでいくつも店舗を持たれて現場や事務作業もされているオーナー様です。

腰椎椎間板ヘルニアは20年以上前からのお付き合いで辛さがMAXになると当院に来られます。

 

台風による気圧の変化でかなり辛そうな感じです。

 

痛みの指数を１０でいうと８～９。

 

首肩の辛さを伺うともう何がなんだかわからないとの事。

こちらも辛い。

 

勿論立って要るだけでもお辛いのですが、

動きの検査をします。

 

腰は左に捻じると左腰に痛みがある。

 

首は右に向く動作と上向きで痛みがでる。

 

さらにバンザイをしてもらうと右腰に痛みが出る。

 

これは腕から繋がっている広背筋の緊張から来ています。

美容師さんなので右腕指は酷使しているのでその影響ですね。

 

更に仰向けで検査をします。

 

両膝を揃えると右膝が手前にきています。

これは骨盤が捻じれてしまっています。

写真では1.5センチほどずれてます。

 

ふくらはぎに圧着のソックスをはかれていますが、

4年前に静脈瘤の手術をしたそうです。

 

静脈自体を抜く手術だったそうで、

このソックスは手放せないそうです。

 

調整後は・・・。

 

見事に骨盤の捻じれがとれました。

 

そこで写真と動作の確認をしてもらいます。

 

左捻じりの腰痛は解消。

 

立っている時の腰痛は８→３まで減少。

 

バンザイをする際の痛みは大胸筋や前腕のねじれをとると軽減。

 

すると「そういえば半年前に右手が痛みとしびれで出て整形外科で頚椎3番4番のヘルニアだって言われた」との事。

 

今はしびれはないけどずっと辛さは抜けない。

 

首の動作の痛みは肩甲骨の調整でOK。

 

一種の職業病ですが、

指や腕、胸のセルフケアをお教えしました。

 

やれば良くなるしやらなければ良くならない。

 

腰も軽快になり笑顔が復活！！

 

辛さがMAXになる前に来られるといいですよね。